加工工程
ブスバーの打抜き
トン数、クリアランス、金型形状、スラグ管理——穴品質と金型費用の両方を決める工程。
穴の品質と金型費用はどちらも打抜きで決まり、その両方を左右するのは同じ一つの変数、すなわちパンチとダイのクリアランスです。値は板厚に対する片側の百分率で設定し、銅ではおおむね 10 パーセント前後、実用範囲としては 5–12 パーセント程度です。小さすぎるとパンチ側とダイ側の破断面がつながらず、材料はきれいにせん断されずに引きちぎられ、切口に二次せん断帯が現れ、パンチの摩耗も早まります。大きすぎるとだれが増え、戻り時に抜きカスがダイから引き上げられやすくなります。打抜き力は穴の周長 × 板厚 × 材料のせん断強さで求まるため、厚く硬いバーの異形穴は、焼なまし銅の小さな丸穴の数倍を要することがあります。機械は平均ではなく、図面群の中で最も厳しい条件に合わせて選定してください。
製品
技術的背景
打抜き
銅・アルミブスバーのパンチとダイのクリアランス
板厚 6–20 mm の銅バー・アルミバーで片側クリアランスをどう設定するか。片側 5–12 パーセントの帯域と実用値 10 パーセント、だれ・せん断面・破断面・バリの読み方、二次せん断帯と抜きカスの上がり、厚板の小穴に必要な補正、そして ISO 13715 によるバリ高さの図面指示まで。
読了目安 11 分
規格
ブスバーの穴配置と、DIN 43673-1 が実際に規定していること
本文 4 ページの DIN 43673-1 が何を対象としているのか。端部距離、穴ピッチ、穴径の背景にある工学、CDA が示す接触圧力とナットファクタ、そして DIN 46433 がブスバーの穴の規格ではなく、しかも廃止済みである理由まで扱います。
読了目安 9 分
規格
どのブスバー規格が自社の仕事に適用されるか
製品の種類、電圧階級、仕向先市場という 3 つの問いから、支配する規格の組を導く判断表です。各規格を実際の適用範囲の境界に置き、誤引用されやすい 3 件と、現場で実際に変わる 5 か所も示します。
読了目安 14 分
打抜き
ブスバー打抜きのプレス力選定
せん断強さと穴の周長から、その仕事に実際に必要な打抜き力を求め、300–800 kN の機械に妥当な余裕をもって対応づける方法。引張値をせん断値として引用する誤り、質別の差し替え、同時多数抜き、せん断角付きパンチの実際の効果、そして平均ではなく最悪条件で選定するという原則まで。
読了目安 10 分
