発行機関: IEC
IEC 61439-1 / -2
低圧開閉装置および制御装置アセンブリ
IEC 61439-1 は低圧開閉装置・制御装置アセンブリの通則を示し、IEC 61439-2 は電力用アセンブリを対象とします。ブスバー加工側にとって決定的な規定は温度上昇です。表 6 はブスバーについて五つの定性的判定基準を示し、105 K の上限は注記に置かれ、銅が焼きなまり始める温度に結び付けられています。外部導体接続用端子では表の値である 70 K がそのまま適用されます。適合は設計検証によって確立します。すなわち試験、計算、または検証済み参照設計との比較です。接合部の接触面積、表面処理、めっき、ボルト軸力、曲げ品質など、ブスバー工程が管理するすべてがこの検証の成否に関わります。
この規格において接合部の下ごしらえは検証の入力条件です。ボルト接合部の接触抵抗が局所の温度上昇を左右し、その温度上昇こそが検証の対象です。
技術的背景
規格
どのブスバー規格が自社の仕事に適用されるか
製品の種類、電圧階級、仕向先市場という 3 つの問いから、支配する規格の組を導く判断表です。各規格を実際の適用範囲の境界に置き、誤引用されやすい 3 件と、現場で実際に変わる 5 か所も示します。
規格
ブスバー加工から見た UL 891 と IEC 61439
適用範囲、適合性評価の仕組み、温度上昇の限度、離隔距離、短絡耐力を比較します。素地 50 K・めっき 65 K という北米の限度がめっきの判断を決めること、そして現場で何が変わるのかまで。
規格
IEC 61439 の温度上昇検証を経路ごとに読む
3 つの検証経路と、それぞれに付く実際の境界条件。定格負荷率が何をして何をしないのか、表 6 が実際には何を定めているのか、そして接続部の加工品質が結果を決める理由までを、箇条を挙げて整理します。
材料と仕上げ
ボルト接続部の信頼性は何で決まるか
収縮抵抗と a スポット、10–30 N/mm² という接触圧力の目標帯、ナットファクタが生む軸力のばらつき、皿ばね座金の役割、めっき 4 種の異なる劣化の様式、そして平面度とバリが加工現場で接続部の寿命を決める仕組み。
