発行機関: EN
EN 13601
電気用途の銅の棒、板および線
EN 13601 は一般電気用途の銅の棒、板、線を対象とし、大半のブスバーに使われる Cu-ETP 材料記号 CW004A を含みます。その質別記号は材料証明書に現れるものそのままで、R220 または H040 が軟質(220–260 N/mm²)、R240 または H065 が半硬質(240–300 N/mm²)、R290 または H090 が硬質(290–360 N/mm²)です。質別が硬くなるほど耐力と硬さが上がり延性は下がり、外側繊維に割れを生じさせずに曲げられる最小半径も大きくなります。スプリングバックも同様に大きくなります。
技術的背景
曲げ加工
ブスバー曲げにおけるスプリングバック補正
銅ブスバーの曲げでスプリングバックを予測し打ち消す方法。支配する 2 つの比、閉形式の式と 80 × 10 mm 半硬質材の計算例、EN 13601 の質別と R/t で引く過曲げ表、式に入れるのは引張強さではなく耐力であること、そして補正テーブルと初品検証の使い分けまで。
材料と仕上げ
銅の質別と最小曲げ半径
EN 13601 の質別 R220、R240、R290 が銅ブスバーの最小曲げ半径をどう決めるか。伸びで曲げひずみを見積もってはいけない理由、材料証明書の読み方、大断面材の質別に効く寸法効果、そして焼なましが誤った答えになる場面まで。
曲げ加工
ブスバーの立て曲げと平曲げ
立て曲げの曲げモーメントがバー幅の 2 乗で増える理由、内側エッジの座屈が力より先に限界を決めること、そして立て曲げが収まらないときのねじり、ボルト接続、板からの切出しという 3 つの代替案の選び方まで。
材料と仕上げ
加工後の平面度、真直度、ねじれの指定
打抜き、切断、曲げがブスバーをどう変形させるか。反り、横曲がり、ねじれの正しい測り方、ASTM B187 が定める素材の真直度、現実に達成できる公差、そして矯正を工程のどこに置くべきかまで。
